実家住まいで毎日1時間以上かけて都内の大学に通うリナちゃん。入学してはや一年が過ぎ、学校での生活に慣れるにつれて少しずつ不満がつのってきていた。友人に地方出身者が多く、皆大学周辺で一人暮らし。夜もちょくちょく遊びにでかけているらしい。リナちゃんの家は、父親が仕事から帰る9時には家にいないと怒られてしまうような今時珍しいタイプ。時々外泊のお許しが出るものの、学校で友人達が夜に遊んだ話をしていると付いて行くことができず、少し寂しい思いをしていた。そのことを両親に相談したこともあったが、家にそんな余裕は無いの一点張り。学校の授業料も奨学金を借りて捻出していることもあって、それ以上親を頼ることは出来ないと諦めるしかなかったという。当時していたアルバイトも、頑張った月でせいぜい8万円程度。それもすぐに交遊費に消えてしまっていた。このまま中途半端な大学生活で終わってしまうのかと諦めかけていたところ、バイトの先輩と飲みに行った際にパーツモデルが稼げるらしいと言う話を聞いて興味本位でネットで調べてみたところ、確かにそれなりの収入が期待できそうだった。しかし一緒に掲載されていたAVの体験撮影の方が遙かに金額が高く、どうしても目がいってしまう。知らない男とのSEXに抵抗はあるが、少しの拘束時間で一度しか無い大学生活を楽しいものに出来ると考えると、迷いはすぐになくなったという。面接では特に緊張した様子はなかったが、撮影が近くなるにつれて段々と顔がこわばってきてしまった。緊張をほぐすために最大限気を使いながらホテルに移動するが、こうやって緊張している顔が一番エッチなのにと少しもったいない気がした。
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