私は、ある日を境に夫が信用出来なくなっていた。日に日に帰りが遅くなる夫に、女性の影を感じていた。そんなある日、昔の友人からキャンペーンガールになって欲しいという依頼が来た。この歳になってレオタードを着る恥じらいはあったが、誰かに自分を気にかけて欲しいというささやかな想いから受け入れる事にした。そして、カメラの前でポーズを取る度に訪れる夫との間ではなかった高揚感が、私を次第に狂わせていった…。
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私は、ある日を境に夫が信用出来なくなっていた。日に日に帰りが遅くなる夫に、女性の影を感じていた。そんなある日、昔の友人からキャンペーンガールになって欲しいという依頼が来た。この歳になってレオタードを着る恥じらいはあったが、誰かに自分を気にかけて欲しいというささやかな想いから受け入れる事にした。そして、カメラの前でポーズを取る度に訪れる夫との間ではなかった高揚感が、私を次第に狂わせていった…。